108年前に制作された椅子

この度、軽井沢教会様より椅子の修理を承りました。
この椅子は大坂屋家具店の初代「川埼巳次郎」が製作したもの
椅子の背板の裏側には
「明治四拾五年六月六日 軽井澤教會ニ贈ル 川崎巳次郎」
刻印が彫られています。
明治45年というと大正元年、西暦1912年
今から108年前に制作された椅子を目の前にすると
当時の職人がどんな想いでこの椅子を作っていたのか
そして時間が経っても色あせないこのデザインは
ものづくりに携わる我々にすごいパワーを与えてくれます。
修理した職人は
「自分達の先輩方が作ったものをまたこうして修理できることが
本当に貴重な経験をさせてもらっています」と話していました。
自分たちが作ったお品物が何十年後にまた修理をして
「後世に残したい・・・」
そんな風に思ってもらえる家具作りをこれからも行っていきたいと思います。